妊娠中毒症にかかりやすいタイプの人
高血圧、腎臓病、糖尿病の持病がある人、家族がその病気を持ってる人、
多児妊娠の人、35歳以上の高齢出産の人、
今までに妊娠中毒症にかかったことがある人、初めて妊娠した人、
太りすぎている人、妊娠中に15kg以上体重が増えた人、
必ずかかるというわけではないですが、このようなタイプの人が
妊娠中毒症にかかりやすいといわれているので、特に気をつけましょう。
その他にも睡眠不足やストレスなども原因の1つといわれています。
次回の妊娠にも影響が
次に妊娠したら、前回の妊娠で妊娠中毒症になったことを医師に言っておくほうがいいと
思います。次回の妊娠にも影響があるといわれている(前回よりひどくなることもある)ので、
妊娠中毒症の予防や早期発見できるように経過をみてもらうのが安心ですね。
妊娠中毒症の予防
塩分やカロリーを控えて高タンパクのものを摂るような食生活にしましょう。
体重の増加にも注意が必要なので、塩分を控えた食事や低カロリーの食事は
体重の増加予防にも効果的です。
睡眠もしっかりとって、疲れたら休むように心がけて。
体に負担をかけないようにするのがいいと思います。
ストレスもためないようにしましょう。
Posted by いちご | 2008年10月 8日 00:00 | パーマリンク
高血圧、尿タンパク、むくみ、の症状のうちどれか1つでも症状が出ていて、
標準より高い数値の場合のことを以前は妊娠中毒症と言っていました。
現在は妊娠高血圧症候群という名称になっています。
妊娠20週以降から分娩後12週までで高血圧の症状が出ている場合と
高血圧とタンパク尿の症状が出ている場合が妊娠高血圧症候群とされていて、
むくみの症状は定義から外されました。
妊娠高血圧症候群にかかるとお腹の赤ちゃんの発育に影響がでたり、
重症になると母子ともに命の危険もある病気です。
高血圧
妊娠中で高血圧というのは上が140mmHg以上で下が90mmHg以上のことです。
妊娠中は赤ちゃんに栄養を送っているので妊娠していないときより高めですが、
上が100~130mmHgで下が60~80mmHgというのが健康な状態。
重度になると頭痛、耳鳴り、めまいなどの自覚症状が出てくるのですが、
たいてい自覚症状がない。
という事は自覚症状があらわれた時には大変な状態ということですね。
赤ちゃんに必要な量の酸素や栄養が届かなくなってしまって、母子ともに危険になります。
尿タンパク
尿タンパクは検診の時に尿検査があるので、その検査でわかります。
検査で++になったり、+が2回以上出ると妊娠中毒症の疑いがあるといわれます。
腎臓の機能が低下してしまって、尿の中にタンパクが多く出ていってしまいます。
Posted by いちご | 2008年10月 7日 23:57 | パーマリンク